• サエキけんぞうさん
  • サエキけんぞうさん
  •  ミュージシャン・作詞家、そしてプロデューサーとしてセルジュ・ゲンスブールやトッド・ラングレンのトリビュート事業を手掛けるなど、多彩な顔を持つサエキけんぞうさんにお越しいただき、『ゲンスブールと女たち』の上映前にトーク&ミニライブをしていただきました。「ゲンスブールのことを話し出すと8時間くらいかかっちゃうんですが(笑)、かいつまんでご紹介します」と、映画で描かれるゲンスブールの二面性や、サウンドの変遷、華麗なる女性遍歴のエピソードなどをご紹介してくださいました。
  • ゲンスブールがいかにモテたかエピソード
  •  彼は楽曲を提供したフランス・ギャルについて『ロリータにするには少しおバカすぎた。私にはガソリンがあったんだが、彼女はライターを持っていなかった』と言っています。そして、死ぬ前にプロデュースしたヴァネッサ・パラディに対しては『彼女はライターを持って近づいてきてくれたんだが、私にはすでにガソリンがなかった』と、こう言っています。すごいですね~(場内笑い)。
  • サエキさんの新刊書籍でも紹介される「フランス文化とロック」について
  •  最近出た僕の書籍『ロックとメディア社会』(新泉社・2,100円/京都シネマ売店で販売中!)の中でも、フランスの文化がいかに変わった文化を生み出していて、ロックを考えるうえで役に立つか、ということも書いています。ゲンスブールはロックにちょっと飽きたなあという人や、これからロックを学びたい人にも、イギリス・アメリカとは違う世界がそれを軸足に広がっていますので、いいと思います。今ロックやメディアを考えるには丁度いい時期です。なぜならネットが全てを変えてしまったから。その辺は是非書籍で……。
     
     そしていよいよミニライブに。「この映画の中であきらかなファンタジーが一個だけ含まれています。それは一緒に歌うことはありえなかった、ボリス・ヴィアンとのデュエットです。そこは華麗な見せ場となっています」と紹介され、映画の中で歌われている「アルコール中毒者」という意味の歌『イントキシケイティッド・マン』を、サエキけんぞう&クラブジュテームの演奏を流しながら歌われました。そして最後に、フランスで出されたアルバム『スシ頭の男』より『コーヒー色』を披露してくださり終了となりました。
     
    ※なお12/9(金)まで、京都みなみ会館さんでも、ゲンスブール監督作品の『ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ』が上映されています。この機会に是非ゲンスブールの世界を劇場でご覧下さい!

writer:木田鑑子

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