
J・L・ゴダールにその年の“カンヌ最高作”と長編第2作目を評されたアラン・ギロディ監督。世界で最も待望される異才の驚きと笑いに満ちた3作品を日本劇場初公開!
セクシュアリティやマイノリティに対する偏見、先入観をいなし、サスペンスとユーモアを織り交ぜながら、人間の根底にある欲望と人間愛を描くギロディ監督はこれまで長編7作品を監督。今回は、村で起きた奇想天外な事件を描いた最新作『ミゼリコルディア』(2024)、仏移民社会を背景に国境を越境する群像悲喜劇『ノーバディーズ・ヒーロー』(2022)、そしてヴァカンス・スリラー『湖の見知らぬ男』(2013)を上映する。
Misericordia/2024/仏/103分/監督:アラン・ギロディ/出演:フェリックス・キシル、カトリーヌ・フロ、ジャン=バティスト・デュラ、ジャック・ドゥヴレ
村にたちこめる思惑と欲望。村で起きた奇想天外な事件の結末とは。
ジェレミーは、かつて師事していたパン屋の葬儀に参加するため帰郷し、男の未亡人マルティーヌの家に数日滞在することになる。音信不通となっていたかつての親友、未亡人の息子、奇妙な神父、そして謎の失踪事件…。