
J・L・ゴダールにその年の“カンヌ最高作”と長編第2作目を評されたアラン・ギロディ監督。世界で最も待望される異才の驚きと笑いに満ちた3作品を日本劇場初公開!
セクシュアリティやマイノリティに対する偏見、先入観をいなし、サスペンスとユーモアを織り交ぜながら、人間の根底にある欲望と人間愛を描くギロディ監督はこれまで長編7作品を監督。今回は、村で起きた奇想天外な事件を描いた最新作『ミゼリコルディア』(2024)、仏移民社会を背景に国境を越境する群像悲喜劇『ノーバディーズ・ヒーロー』(2022)、そしてヴァカンス・スリラー『湖の見知らぬ男』(2013)を上映する。
Viens Je t’emméne/2022/仏/100分/監督:アラン・ギロディ/出演:ジャン=シャルル・クリシェ、ノエミ・ルヴォウスキー、イリエス・カドリ
仏移民社会を背景に性的志向や性別、国境を越境する群像悲喜劇。
独身男性のメデリックは売春婦であるイザドラに一目惚れし口説くが、嫉妬深い夫がたびたび立ちふさがる。そんななか、市内中心部でテロが発生する。突然アラブ系の青年セリムがメデリックのアパートに現れて…。