
J・L・ゴダールにその年の“カンヌ最高作”と長編第2作目を評されたアラン・ギロディ監督。世界で最も待望される異才の驚きと笑いに満ちた3作品を日本劇場初公開!
セクシュアリティやマイノリティに対する偏見、先入観をいなし、サスペンスとユーモアを織り交ぜながら、人間の根底にある欲望と人間愛を描くギロディ監督はこれまで長編7作品を監督。今回は、村で起きた奇想天外な事件を描いた最新作『ミゼリコルディア』(2024)、仏移民社会を背景に国境を越境する群像悲喜劇『ノーバディーズ・ヒーロー』(2022)、そしてヴァカンス・スリラー『湖の見知らぬ男』(2013)を上映する。
《推奨+18歳》/L’inconnu du Lac/2013/仏/100分/監督:アラン・ギロディ/出演:ピエール・ドゥラドンシャン、クリストフ・パウ、パトリック・ダスマサオ
夏休みの湖畔で起きた殺人事件を軸とするヴァカンス・スリラー。
ある夏の湖畔。若い青年フランクは魅力的なミシェルと出会い、恋に落ちる。ある夕方、フランクは湖で喧嘩する男性ふたりを目撃する。その数日後、ミシェルの恋人だった男性が溺死体で発見された…。